WordPressで制作したホームぺージは、ページの表示速度が遅い
2020-01-05
久々に自分のホームページを見ましたが、「うーん、こんなに表示が遅かったっけ?」と思いました。
以前、ページ表示速度の改善を行ったので、少しはマシになったはずですが、久々に自分のホームページを見ると遅いと感じます。
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目次
やっぱりWordPressで制作したホームページは、ページ表示速度が遅い
最近は、WordPressではなく、HTMLでホームページを制作する案件に携わっています。HTML形式のホームページだと、ページ表示速度が遅いと感じることはありません。遅いと感じることがないので、それが当たり前になってしまいます。
HTML形式のページ表示速度に慣れてしまったので、WordPressで制作したホームページを見ると、ページ表示が遅いと感じます。ブログ記事を更新したり、デザインを修正したり、いろいろと触っていると、反応の遅さにイライラしてきます。
WordPressだとページ速度が遅い理由
HTML形式のホームページに比べて、WordPressで制作したホームページは遅いです。理由はいくつかありますが、大きな要因として2つあります。
1つは、WordPressの構造上の問題です。
WordPressはデータベースを使います。
ブログ記事や固定ページは、データベースとしてサーバー側に保存されます。
あるページを表示するには、データベースに格納されているデータを引っ張ってきます。
そして、そのページに適したテンプレートが選択され、デザインが反映されます。
最後にファイル形式が、PHP形式からHTML形式に変更されて、はじめてページが表示されます。
HTML形式のホームページは、データベースを使いませんし、テンプレートの選択もありませんし、ファイル形式の変更もありません。
WordPressはHTML形式のホームページよりも、バックグラウンドでやることが多いので、遅くなります。
2つ目は、WordPressのプラグインの問題です。
WordPressは、拡張できるのがメリットです。SNSを埋め込んだり、セキュリティを高めたり、お問い合わせフォームを設置したりと機能を拡張することができます。つまり、プラグインを導入することで、自分の好きなように拡張できます。
しかし、プラグインはページ表示を遅くします。プラグインをたくさん導入して、機能を拡張すれば、それに比例してページ表示速度が遅くなります。
最初の頃は、導入したプラグインが少ないかもしれませんが、何年も運用していると「あのプラグイン良いなー」「これも良いなー」となって徐々に増えていきます。そうして、だんだんページ表示が遅くなってしまいます。
解決方法はあるけど難しい
上記に挙げた2つの問題点ですが、1つ目のWordPressの構造上の問題は、WordPressである限り解決できません。
2つ目のプラグインの問題は、プラグインを減らすことになります。不要なプラグインがあったら、削除して対応します。
他にも、ページ表示速度を早くすることは出来ますが、それには時間と技術を必要とします。
具体的には、サーバー乗り換え、画像の圧縮、画像の読み込み遅延などを少しずつ調整していくことになります。補足ですが、この辺の作業は、HTML形式のホームページでも同様にページ表示速度が速くなります。
正直、素人が自分で対応するのは、厳しいです。ウェブ制作会社に依頼することになりますが、どこまで対応してくれるのか、費用はどのくらいかは未知数です。ウェブ制作会社が適当に仕事する可能性があるので、依頼する側もある程度の知識が必要です。
結局は・・・
結局は、ホームページの表示速度を早くするには、WordPressから脱却するのが一番の方法だと思います。
ホームぺージはWordPressでなきゃダメなのか?この点を検討する必要があります。
もし、WordPressで作ったホームぺージを持つのであれば、ページ表示は遅くなるということを認識して、上手く付き合っていくことになります。