SSLの導入に向けた調査 2
2017-05-03
前回の続き。ここからは、さくらインターネットを題材にして書きます。
目次
独自SSLについて
まず独自SSLは、IPアドレスベースとSNI SSL(ネームベース)の2種類があります。しかし、下の図を見てもらえばわかりますが、個人レベルだとSNI SSL(ネームベース)しか選択できません。ほどんどの人はライト、スタンダード、プレミアムのプランだと思います。
独自SSLの商品ライナップ
独自SSLはいろいろな会社の製品があります。下図が商品ラインナップです。
こう見ると「どれにしようかな?」と悩む必要はありません。金額的にラピッドSSLしかありません。あとは値段が高くて無理です。
商品の違いは?
値段差が随分ありますが、認証レベルの違いによるみたいです。認証レベルは1~3まであります。
- 個人レベルでは認証レベル1
- お問い合わせ程度の情報であれば認証レベル1
- クレジットカード情報を扱うのであれば認証レベル2
- オンラインバンキングを扱うのであれば認証レベル3
個人のホームページでお問い合わせフォームがある程度であれば、一番安いやつで十分です。
SSLを導入するときの結論
個人レベルなら「ラピッドSSL」で十分です。というか金額的にこれしか選択できないです。今回はさくらインターネットを例にしましたが、とりあえず認証レベル1の独自SSLを選択すれば問題ないでしょう。